こんにちは!白井くまです!
今回は『電力世界』を紹介したいと思います!
そもそも電力世界とは…
プレイヤーはある都市の市長となり、大気汚染と支持率の変化に気を付けながら、発電所を建ててエネルギーの発展計画を策定していくタイル配置ゲームです。
プレイヤーは理想的な電力世界を築きあげるために、自分の都市により多くの電力を供給することを目指します。
電力世界のゲーム情報
プレイ人数 | 2~4人 |
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プレイ時間 | 50〜70分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
デザイナー | Chang Yu Di・Ku Chun Wei・Wang Liang |
ゲームの簡単な流れ
各ラウンドではまず初めに発展カードの山の上から発展カードを4枚めくり並べます。
次に袋の中からプレイ人数に応じた建物タイルを無作為に引いて、アクションボードを囲むように並べます。
発展カードと建物タイルのセットが完了したら、アクションボードの【Ⅰ】の列の最も右側の人から順番に【Ⅱ】の好きなアクションマスに置いていきます。
その後、【Ⅱ】の列の最も左側の人から4つのアクションを順番に実行します。
- 建物タイルと発展カードの獲得
- 建物タイルの配置
- 発展カードによるボーナスの獲得
- アクションコマの配置
全員が4つのアクションを終えたらラウンドの終了となり、残っている建物タイルと発展カードを捨てて次のラウンドを開始します。
ゲームの終了と勝利
全8ラウンドが終了したらゲーム終了です。
勝利点の合計が最も高い人の勝ちです。
各アクションの簡単な説明
建物タイルと発展カードの獲得
アクションボードの周りにある建物タイルをアクションマス【Ⅱ】の数字と同じ枚数を選んで取り、さらに並んでいる発展カードを1枚選んで取ります。
取るタイルはすべて繋がったひとかたまりじゃないとだめだよ
建物タイルの配置
手に入れた建物タイルを獲得した発展カードに従って自分のボードに配置します。
公共タイルを建設した場合、タイルに書かれている数字分、支持率を上げます。
燃料タイルはプレイヤーボードの近くに置いておくよ
配置の注意点
- 中央プレートか建設済みのタイルに一辺以上が必ず接するように配置する
- 取ったタイルは可能な限り建設する
- 建設後は移したり捨てたりできない
- 建設できないタイルは捨てることになり、1枚捨てるたびに支持率が1点下がる
発展カードによるボーナスの獲得
手に入れた発展カードの色によって変わります。
- 灰色の場合、上側に示されたボーナス(得点か支持率)をすぐ獲得する
- 黄色の場合、ゲーム終了時に得点を獲得する
アクションコマの配置
アクションマスの自分のコマを【Ⅰ】の空いている一番左に置きます。
得点計算
全8ラウンドが終了したら得点と減点の計算を行います。
得点
- 各発電所の発電量分の得点と大気汚染を各トラックに記録する
- 黄色の発展カードのボーナス条件を満たしていたら、その分の得点を獲得する
- 得点のトレンドカードの該当者にボーナスを反映する
減点
- プレイヤーボードの空きマス1つにつき1点減点する
- 公共住宅タイルに隣接している発電所タイル1枚につき支持率を1点減点する
- 大気汚染が支持率を上回っていたら、差の二乗分を減点する
- 失点のトレンドカードの該当者にペナルティを反映する
上記の結果、合計得点の最も多い人の勝ちです。
発電所タイルについて
発電所は燃料タイルを使用することによって発電し、得点と大気汚染が発生します。
また、火力発電所は繋がっている同じ発電所タイルの数によって得点が変化します。
- 1基の場合、得点は6点
- 2基が連結している場合、それぞれが7点
- 3基以上連結している場合、それぞれが8点
石炭火力発電所
石炭タイルを燃料に発電します。
稼働したものは6〜8点の得点と4点の大気汚染が発生します。
石炭火力発電所を連結するともらえる得点が多くなるよ
ガス火力発電所
天然ガスタイルを燃料に発電します。
稼働したものは6〜8点の得点と2点の大気汚染が発生します。
ガス火力発電所を連結するともらえる得点が多くなるよ
原子力発電所
使用済み核燃料最終処分場が建設されていれば核燃料タイルを燃料にして発電します。
稼働したものは10点の得点が発生します。
1基につきそれぞれ処分場、燃料1つずつ必要だよ
再生可能エネルギー発電所
燃料なしで発電します。
タイルの数字分、得点が発生します。
感想
個人的にとても気になっていたボドゲです!
得点計算が少し複雑でしたが、自分の番にやる事はとても簡単で楽しめました!
タイルの取り方や配置の仕方が悩ましくてとても面白いゲームだと思います!
また、何を処理したらいいかがアイコンで示されていて分かりやすかったです!
ジワジワとくる楽しさがあるゲームです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!